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今回は、川越市からお越しいただいたお客様より、外付けHDDが突然パソコンに認識されなくなったとのご相談をいただきました。大切なデータが入っているため、なんとか取り出したいという強いご希望があり、慎重に状態を確認しながら作業を進めることになりました。
外付けHDDは日常的に使用される機会が多く、持ち運びやケーブルの抜き差しによって内部の基板やコネクタ部分に負荷がかかりやすい機器です。今回もまさにその典型的なトラブルで、外見上は問題がなくても内部で破損が起きているケースは少なくありません。
症状の確認
客様によると、外付けHDDをいつも通りパソコンに接続しようとしたところ、まったく反応がなく、ケーブルを変えても状況が改善しなかったとのことでした。
詳しく点検したところ、差込口コネクタが基板ごと外れてしまっており、物理的にパソコンと接続できない状態になっていました。この状態では通電も通信もできないため、通常の方法ではデータにアクセスすることができません。
外付けHDDのコネクタ基板破損は、落下や衝撃だけでなく、長期間の使用による経年劣化でも発生することがあります。特にUSB端子周辺は負荷が集中しやすく、破損すると突然認識しなくなるため注意が必要です。
修理内容
今回のケースでは、外付けHDDのケース側の基板が破損しているだけで、内部のHDD本体は無事である可能性が高いと判断しました。そのため、慎重に外付けケースを分解し、内部のHDDを取り出して状態を確認しました。
幸いにもHDD本体には損傷がなく、動作にも問題が見られませんでした。そこで、新しい外付けHDDケースをご用意し、取り出したHDDをそのまま組み込む方法で対応いたしました。
新しいケースに組み込んだ後、パソコンに接続して動作確認を行ったところ、無事に認識され、データも問題なく読み出すことができました。お客様が心配されていた大切なデータもそのまま残っており、安心してお渡しすることができました。
修理金額
今回の作業にかかった費用は、外付けHDDケースの交換作業を含めて 8,250円（税込） となりました。
基板破損のような物理トラブルでも、内部のHDDが無事であれば今回のように比較的低コストで復旧できる場合があります。
まとめ
外付けHDDは便利な反面、コネクタ部分の破損や基板トラブルが起きやすい機器です。認識しない、通電しないといった症状が出た場合でも、内部のHDDが無事であればデータを取り出せる可能性は十分にあります。
今回のように、ケース側の故障であれば交換のみで復旧できることも多いため、突然使えなくなってしまった場合でも諦めずにご相談いただければと思います。
ワールドアイPC川越店では、修理・サポート・販売の経験と知識、技術力を持ったスタッフが皆様のご利用をお待ちしております！豊富な修理経験と蓄積されたノウハウにより、トラブル解決に向けて迅速に対応いたします。
この度は当店をご利用いただき、誠にありがとうございました！
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